■ X連鎖優性遺伝の特徴
  • 原因遺伝子がX染色体に存在する
  • 発症個体は世代をスキップして存在することが多い
  • メスが発症するとき、オスの親は発症個体である
  • オスが発症することが多い


 ■ オスの場合
 
  • オスの場合、1本のX染色体と1本のY染色体を持つ
  • X染色体に変異遺伝子があると(X)、他方の染色体はY染色体であるために、対立遺伝子が存在しないことになる(ヘミ接合体)。
  • そのため、オスが変異遺伝子が存在するX染色体を親から受け継ぐと、必ず発症することになる



■ X連鎖優性遺伝の分離比
X:変異遺伝子  X:正常遺伝子

  キャリアのメスと正常オスを交配した場合
 
  • XX:XX=1:1 、XY:XY=1:1
  • 50%のメスとオスの子が発症
  • 50%のメスとオスの子が正常

  □メスの発症と正常なオスを交配した場合
   
  • XX:XY=1:1
  • 100%のメスの子がキャリア
  • 100%のオスの子が発症

  □正常メスと発症オスを交配した場合
  • XX:XY=1:1
  • 100%のオスの子が正常
  • 100%のメスの子がキャリア

 □キャリアのメスと発症オスを交配した場合
 
  • XXXX=1:1、XY:XY=1:1
  • 50%のメスの子が発症
  • 50%のメスの子がキャリア
  • 50%のオスの子が発症
  • 50%のオスの子が正常


■ X連鎖劣性遺伝による遺伝病を回避・淘汰するために
  両親ともに遺伝子型が正常な個体を交配に用いることが原則。左図のように変異遺伝子(X)は後世に伝播されない。


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