白血球接着不全症

常染色体劣性

アイリッシュ・セッターで白血球表面抗原のCD18遺伝子におけるミスセンス変異が同定されており、異常なCD18を有する白血球は、炎症部位への遊走能を欠き、病犬は免疫不全となる。細菌への易感染性を示す出生数週目には発熱を呈し、臍帯炎、歯肉炎、リンパ節の腫大、好中球増加、骨髄炎など感染症を示す。アメリカ、イギリス、オーストラリアのコロニーでヘテロ接合体が検出されており、変異遺伝子の遺伝子頻度は高いと予想される。変異領域の制限酵素マッピングによりキャリアを検出可能(J Vet Intern Med. 2002;16:518-23)。